|公開日 2019.4.22


1|出題科目と出題数

宅建試験の分野と出題数=全50問は次のとおりです。
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  • 権利関係  14問
  • 宅建業法  20問
  • 法令制限  8問
  • その他分野 6問
  • 税 法   2問

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「その他分野」というのは次の科目で、それぞれ各1問、計6問が出題されます。

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  • 土 地 
  • 建 物 
  • 住宅金融支援機構 
  • 不当景品類及び不当表示防止法 
  • 統 計 
  • 鑑定評価基準または地価公示法

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「登録講習修了者」は「印の科目」が免除され、「鑑定評価基準または地価公示法」だけが試験範囲となります。

2|実はすごい得点源

この分野は、市販のテキスト類では「その他の分野」といわれるところです。
「その他」という名称のせいでしょうか、何となく「あと回し」というか、とかく軽く見られがちですが、とんでもありませんよ。


ここは、実はすごい得点源なのです。しかも短期間で実力がつきます。

1 主要3分野で8割とれても

主要3分野=権利関係|法令制限|宅建業法(計42問)だけ勉強しても、まだ安心はできません。合格点は例年35点前後ですから、かりに主要3分野で8割とれても33点、合格には2~3点足りませんね。


ここで「その他分野|1点科目」がパワーを発揮します。1点科目で6問中4点上乗せできれば計37点ですから、合格はほぼ間違いないでしょう。そして4点とるのは決して難しくないのです。
この分野を軽くみてはいけません


※ 主要3分野=42問で9割とれば38点ですから合格は確実ですが、42問中わずか4点のミスというのは、これは相当に高いハードルです。「9割」狙うか「8割+4点」か。

2 専門用語に戸惑うけれど

1点科目は、得点しやすい科目とそうでない科目がはっきり分かれています。


【土地】および【不当景品類及び不当表示防止法】は非常にやさしい科目で、ここで2点とれます。【地価公示法】もやさしい科目ですが、毎年出題されるわけではありません。
出題されれば1点とれます。これでもう3点です。


【統計】は新しい数値を覚えるだけです。やや込み入っていますが、見のがす手はありません。


一方、【建物】では「集成木材構造」「炭素含有量」「骨組形式」などの建築用語、【不動産鑑定評価基準】では「収益還元法」「再調達原価」など、【住宅金融支援機構法】では「証券化支援事業(買取型)」「MBS(資産担保証券)の発行」など、全然聞いたこともない専門用語のオンパレードです。


イメージしにくいため難しい印象を受けますが、過去問はかなり定型化していますので、慣れてしまえばそれほど苦労しなくても得点できます。

2 攻略ポイント

ありがたいことに、1点科目は範囲が狭いうえに、類似問題が何度も出題されていますから過去問練習が非常に有効です。
過去問を重点に、テキストで補強すれば、5点以上も決して夢ではありません。


とにかく過去問練習が不可欠です。「過去問がテキスト」だと思ってシッカリ練習しましょう。効果はすぐにあらわれます。


民法の難問が解けても1点、やさしい1点科目が解けても1点。同じ「1点」です。合格に科目は関係ありません。
合格点さえとれれば、どんな科目でもいいわけで……。


民法で1点とるにはかなりのエネルギーと時間を要しますが、1点科目は短期間で力がつきます。消費エネルギーと時間は他の分野に比べて微々たるものです。
ここで、コンスタントに4点以上とれるようになれば心強いかぎりで、合格はグ~ンと近づいてきます。
絶対に4点以上をねらいましょう。


くれぐれも「その他」という名称に油断しないように。



(この項終わり)